CP+2017でワークショップ「プロに教わる カメラメンテナンスの基本」に参加してきました。


CP+2017でリコーイメージング株式会社のワークショップに参加してきました。

このエントリーは「プロに教わるカメラメンテナンスの基本」を聞いてきたので、その概要を書いておきます。

公式ページでは下記のように説明がありました。あまり何も考えずに聴けるセッションを選んでみたという感じです。

ワークショップ紹介
あなたの愛機、日常的にメンテナンスしていますか?

デジタルカメラは精密機器です。メンテナンスをしっかりとすることで、結果として愛機と長くお付き合いすることができます。
ふだんから自分でできるメンテナンス方法をマスターして、安心して撮影に臨みましょう。

ご紹介する主な項目
1. 一般カメラ・レンズの、荒天・砂ボコリ・雨天時に付着したゴミ外観清掃
2. 防水カメラのメンテナンスについて
3. 結露の要因と対策
4. カメラの保管方法と、使用前後のメンテナンスとカビ対策

スライドを全部写真に収めてきたのですが、それをここで貼るのもどうかなと思うのでスライドのタイトルだけ載せておきます。

  • カメラメンテナンスの基本
  • メンテナンスの前に
    • プロ用メンテナス道具
    • ご自宅ではこの道具
  • メンテナンスって何をするの?
    • 基本動作の確認
    • イメージセンサーの確認方法
    • イメージセンサーの清掃
    • サービスセンターでのセンサー清掃
    • サービスセンターでのレンズ清掃
    • 汚れやすいのはこんなところ
    • カメラファインダー周り
    • カメラとレンズのマウント部
    • レンズの伸縮部
    • ほこりを清掃してみましょう
    • 水滴がついたら
    • 接点清掃には砂消しゴム
    • 清掃が終わったら
    • どのように保管したらよい?
    • こういう保管方法は避けましょう
    • なぜバッテリーを外すの?
    • 機材の保管状況が悪いと
    • カビのついたレンズで撮影すると
    • カビはどうして生えるのか
    • もしカビが発生してしまったら?
  • 今の季節ならではのメンテナンスのポイント
    • 今の季節の困りごと
    • バッテリー
    • その他の防寒用品
    • 撮影前後のご注意
  • 防水コンパクトカメラのメンテナンス
    • 防水カメラ使用時のご注意
    • 防水性を保つために
    • そのゴミ どうする?
    • 撮影後の注意
    • もし端子に水が付着すると
  • メンテナンスのコツは無理しない事
  • 国内修理受付窓口のご案内
  • その他の点検・修理ご依頼方法

全体として、初心者レベルの方向けだとは思いますが、自分でも知らない事があり、とてもためになりました。
イメージセンサークリーニングキット、欲しくなったのでそのうち買うかもしれません。

ちなみに説明の中で刷毛(ハケ)の説明をしていました。号数が大きいものを使用すると一気に誇りを落とす事ができるので良いと言っていました。小さいのと大きいのと使い分けているようです。私は刷毛を持っていなかったのでこれも合わせて欲しいですね。

刷毛のサイズは号数で幅を表していて関東サイズだと、10号で1寸(3cm)、20号で2寸(5.5cm)、30号で3寸(8.4cm)、40号で4寸(11.4cm)、50号で5寸(14.5cm)となっているようです。使っているのは多分40号なんじゃないかなぁと思います。