昨年Office 365からG Suiteに移行したのですが、あっという間に更新日になってしまいました。
更新前にGoogleからこんなメールが来ていました。
G Suite Basic: 1 日後の更新時に年間プランからフレキシブル プランへと切り替わります
サービス更新時に年間プランからフレキシブル プランへ切り替わります
example.com の G Suite Basic の年間契約は yyyy/mm/ddに終了します。お客様は更新オプションとして「フレキシブル プランに切り替え」を選択されているため、ご利用のサービスは yyyy/mm/ddの更新時にフレキシブル プランに切り替わります。
ただし、この場合ライセンスあたりの費用が割高になります。 ユーザーあたりの年額のご利用料金を現在と同額にされたい場合は、年間プランを継続するよう更新オプションを変更していただく必要があります。
登録更新オプションの変更が必要なお客様は、登録管理ページよりお手続きください。
登録更新についてご不明な点がございましたら、G Suite ヘルプセンターをご覧ください。G Suite をご利用のお客様はサポートにお問い合わせいただくこともできます。
このメールは送信専用のアドレスで配信しております。ご返信いただいてもお答えできませんのであらかじめご了承ください。
更新のオプションを「自動更新しない」としていたのでフレキシブルプランに切り替わるという事みたいです。
しかし、はて、フレキシブルプランとは何か。そして割高とは?
と、すっかり忘れていたのでもう一度G Suiteの料金プランを調べてみました。
Basic | Business | Enterprise | |||||||||||||||||
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600 JPY | 1 ユーザー / 月 | 1,200 JPY | 1 ユーザー / 月 | 3,000 JPY | 1 ユーザー / 月 | ||||||||||||||
Gmail/Hangout/Calendar | |||||||||||||||||||
ドキュメント/スプレッドシート/スライド | |||||||||||||||||||
Google Drive | 容量30GB | Google Drive | 容量無制限 | (条件あり) | Google Drive | 容量無制限 | (条件あり) | ||||||||||||
– | クラウドサーチによる包括検索 | ||||||||||||||||||
24/365の電話/メールサポート | |||||||||||||||||||
– | 電子情報開示 | ||||||||||||||||||
セキュリティと管理機能 | セキュリティと管理機能 | (多機能) |
で、フレキシブルプランと年間プランの説明がこちら
G Suite のお支払い方法としてフレキシブル プランを選択した場合は、当月にご利用のユーザー アカウント数についてのみ、月額料金をお支払いいただきます。たとえば G Suite の月額のご利用料金(標準価格)は、1 ユーザーあたり 600 円、G Suite Business では月額 1,200 円です。
フレキシブル プランは、ユーザー数の変動が多い組織におすすめです。
G Suite アカウントのお支払いに年間プランを選択された場合は、G Suite サービスの 1 年分のご利用料金をお支払いいただく必要があります。ご利用のサービスの種類によっては、1 ユーザーあたりの料金が割引される場合があります。1 年分の料金は月割りで請求され、G Suite Basic の場合、ユーザーあたり年間 6,000 円(日本円でお支払いされる場合)のご利用料金が月割りで請求されます。
注: 年間プランは、ユーザー数が一定、あるいは増加傾向にある組織におすすめです。
個人事業主で、人数が変動しない場合は年間プランの方がふさわしいですね。
ということで自動更新の更新オプションはフレキシブルプランから年間プランに変更しておきました。
一応手順を箇条書きで書いておきます。
- https://gsuite.google.co.jpから自分のドメイン名を選び、管理コンソールに移動。
- 管理コンソールでお支払いをクリック。
- 更新オプションを「フレキシブルプランに切り替え」から「契約を自動更新する」に変更
更新オプションは4つありました。
- 契約を自動更新する:全てのライセンスを、その時点の料金で、さらに12ヶ月、契約を更新する
- 契約を縮小する:存在しているアカウント数だけ、その時点の料金で、さらに12ヶ月、契約を更新する
- フレキシブルプランに切り替え:全てのユーザーをフレキシブルプランに切り替え
- 契約期間の終了時にサービスをキャンセルする:サービスの停止
それぞれ微妙に違いがあるのでその差は何かをちょっとだけ私の解釈を書いておくと、1番目は過去に新規にアカウントを作ったりしたものも含み、2番目は有効なものだけ、3番目は1番と同じだが、フレキシブルプランのライセンスが適用される、という感じでしょうか(4番目は契約日で更新しない)。
あらためて調べてみるとGoogle Driveが無制限になるプランは魅力的だと感じましたが、最小契約数が5契約以上じゃないと有効にならず、年間72,000からなのでちょっと高く感じますね。それなら我が家はNASを買ったほうがよさそうです。
AmazonやMicrosoft、Google(Appleも?)がビジネスユースで顧客の囲い込みをしようとしているので価格競争が起きているはずなので、定期的に各社のサービスを比較しておくことは大切かもしれません。